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平成22年3月期(第94期)事業報告書 事業報告書 | IRライブラリー | 株主・投資家の皆様へ | アマノ

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(1)

事 業 報 告 書

平成21年4月1日〜平成22年3月31日

94

証券コード 6436

(2)

●売上高

20,000 100,000

40,000 60,000

第90期06/3 第91期07/3 第92期08/3第93期09/3

79,743

連結 単独

(単位:百万円)

80,000

85,769

63,619 68,187 93,351 70,902 64,184

第94期10/3

91,812 52,76878,586

● 

目 次

 ●

●売上高

20,000 100,000

40,000 60,000

第90期06/3 第91期07/3 第92期08/3第93期09/3

79,743

連結 単独

(単位:百万円)

80,000

85,769

63,619 68,187 93,351 70,902 64,184

第94期10/3

91,812 52,76878,586

●経常利益

4,000 2,000 8,000 6,000 10,000

(単位:百万円)

9,581 10,205

8,457 8,563

第90期06/3 第91期07/3 第92期08/3第93期09/3 第94期10/3

10,534 5,293

8,363 4,305 2,436 1,940

2,000 6,000

4,000

第90期06/3 第91期07/3 第92期08/3

5,915

●当期純利益

(単位:百万円)

第93期09/3

5,961

5,246 5,003

第94期10/3

6,104 4,848 2,214 2,132 1,010 882

第94期10/3

116,950 107,226 102,192 99,129

80,000

40,000 120,000

第90期06/3 第91期07/3 第92期08/3

105,262

●総資産

(単位:百万円)

第93期09/3

111,487

101,621 105,807 100,687 96,784

第94期10/3

86,307 83,586 75,394 79,630

40,000 20,000 100,000 80,000 60,000

第90期06/3 第91期07/3 第92期08/3

78,732

●純資産

(単位:百万円)

第93期09/3

83,620

78,973 81,788 74,967 78,706

13.20 11.53

第94期10/3

75.96 60.33 28.14 27.10

40.00 20.00 80.00 60.00

第90期06/3 第91期07/3 第92期08/3

72.89

●1株当たり当期純利益

(単位:円)

第93期09/3

74.29

64.92 62.36

財務ハイライト(連結/単独)

(注)金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

※第91期より連結は少数株主持分を含めています  

財務ハイライト(連結/単独) 1

株主の皆様へ 2

新中期経営計画 3

営業概況 4

主要指標の推移 8

TOPICS 9

連結財務諸表 13

連結財務諸表作成のための  基本となる重要な事項 16

単独財務諸表 18

会社の概要、株式の状況 20 AMANOネットワーク 21

(3)

株 主 の 皆 様 へ

このような経営環境の中で、当社およびグルー

プ各社は、新中期経営計画に基づき、企業価値向

上のため、全社一丸となってチャレンジしてまい

る所存でございます。

株主の皆様におかれましては、何とぞ倍旧のご

支援を賜りますようお願い申し上げます。

平成22年6月

株主の皆様には、ますますご清栄のこととお慶

び申し上げます。

ここに「第94期事業報告書」をお届けするにあ

たり、謹んでご挨拶申し上げます。

当社は、創業以来、「人と時間」、「人と環境」

を企業テーマに掲げ、全事業活動の座標軸を顧客

満足度におき、全社員がお客様の声を聞く「顧客

第一主義」を基本方針としております。また、株

主の皆様にとって魅力ある企業であるために企業

価値(現在価値+将来価値)の最大化を図ること

を経営の重点戦略としてまいりました。

当社は、平成20年4月から、連結成長戦略のも

と持続成長と収益性向上を実現すべく新中期経営

計画(3ヵ年)をスタートさせました。この計画

実現に向け、当社および国内外のグループ各社は

連携を一層強化し、各事業における市場・プロダ

クトのグローバル展開をはかり、総合提案ビジネ

スの拡大に注力しております。

当期の連結業績につきましては、お客様の設備

投資抑制による需要減少の影響が当社の想定を大

きく上回るものとなり、売上高・利益ともに、減

収・減益となりました。

期末配当金につきましては、配当の基本方針お

よび当期業績を勘案し、1株当たり13円とさせて

いただきました。

これにより、既に実施いたしました中間配当金

1株当たり13円とあわせ、当期の年間配当金は1

株当たり26円となります。

新年度の経営環境につきましては、中国などの

新興国への輸出が増加基調を維持するものの、欧

州経済の不安定要因や、雇用、設備の過剰感等を

勘案すると、大変厳しい状況が継続するものと思

われます。

TIME & ECOLOGY

代表取締役社長

(4)

新 中 期 経 営 計 画 TIME & ECOLOGY

1.基本方針

 新中期経営計画は、「収益体質強化と持続的成長」を目指した前経営計画を踏まえ、新たにグループ会社となった 米国のアマノ マクギャン社とフランスのホロスマート社を主軸に、米国・欧州におけるパーキングシステム事業、 情報システム事業のグローバル展開を推進するとともに国内の事業拡大にも注力し、この達成に向けて、グループ各 社一丸となって邁進してまいります。

2.数値計画

 平成23年3月期計画は、当初設定いたしました数値計画を見直し、売上高831億円(前期比5.7%増)、営業利益32 億円(前期比66.1%増)、経常利益35億円(前期比43.7%増)、当期純利益13億円(前年比28.7%増)といたしました。 当社及びグループ各社は、アマノグループ4つの不変戦略を継続しながら、時代の変化に対応し、変わり続けること を伝統としています。

 ⑴TIME&ECOLOGYの事業領域重視/本業強化  ⑵得意な事業領域におけるニッチトップ  ⑶不断のリストラ

 ⑷キャッシュ・フローをベースとした経営

この4つの基本戦略をもとに、「グローバル成長戦略」をコンセプトに平成20年4月から3ヵ年の「新中期経営計画」 を策定いたしましたが、一昨年の秋以降、米国のサブプライムローン問題に端を発する国際的な金融危機が世界的な 規模で実体経済に深刻な影響を及ぼし、本計画策定時点において想定していた経営環境が激変しました。

持墫成奭 収益性

Global

・事業領域拡大

・直販体制

・グローバルプロダクト

・新興国市場 攻略

Group 連 / 業

・新事業推進

Accumulation   Business強化

総合提案 全体サービス Sustainable

Growth

Profitability based growth

リターンの具現化

⇒ 成長シナリオ 成長への投資

人・開発・設備・M&A 投資効果

相乗効果 の最大化

企業価値の 最大化

持墫成奭

刈取り

成 長 の 種 の

成 長 へ の

ま き

Shift Shift Shift

Shift N ch TopN ch TopN ch TopN ch Topo ao ao ao a

持墫成奭 収益性

Global

・事業領域拡大

・直販体制

・グローバルプロダクト

・新興国市場 攻略

Group 連 / 業

・新事業推進

Accumulation   Business強化

総合提案 全体サービス

成奭 ロー 成奭

Sustainable Growth

Profitability based growth

リターンの具現化

⇒ 成長シナリオ 成長への投資

人・開発・設備・M&A 投資効果

相乗効果 の最大化

企業価値の 最大化

持墫成奭

刈取り

成 長 の 種 の

成 長 へ の

ま き

Shift D omestic D omestic

Niche Top Niche Top

o a N ch Topo a N ch TopN ch Topo a Shift N ch Topo a

(5)

営 業 概 況 TIME & ECOLOGY

●当期連結業績の概況

 当連結会計年度におけるわが国経済は、アジア諸国の経 済成長等に支えられた輸出の伸びを背景に一部に景気回復 の傾向が見られ、設備投資に底入れの兆しがあらわれては いるものの、雇用・所得環境の低迷が続く等、依然として 厳しい状況が続いております。

 このような経営環境下にあって、当社グループは、新中 期経営計画に基づく連結成長戦略のもと、市場・プロダク トのグローバル展開、総合提案ビジネスの拡大に取り組む とともに、徹底的な顧客ニーズの掘り起こしに注力し、ま た、全社一丸となって原価低減、販管費抑制に努めました。  しかしながら、顧客の設備投資抑制による需要減少の影 響は当社の想定を大きく上回るものとなりました。

 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は785億86 百万円(前期比14.4%減)、営業利益は19億27百万円(同 64.1%減)、経常利益は24億36百万円(同54.0%減)、当期純 利益は10億10百万円(同54.3%減)となりました。  各事業部門別の概況は以下のとおりであります。

 当事業部門は、国内では、景気回復への動きが見られるもの の、企業のIT投資抑制の影響により需要は低迷し、加えて市場 競争激化などにより、事業環境は厳しい状況が続いております。 一方、次世代のビジネスと言われるクラウド・コンピューティン グ対応へと業界が移行する動きも顕著になりつつあり、「システ ムを所有から利用する時代へ」と事業を取巻く環境は大きく変 化しようとしています。

 このような状況下、当社では、平成22年4月1日施行の「改 正労働基準法」対応へのシステム更新需要やプログラム変更等 の需要獲得に向け、プライベートセミナーの全国開催や既存顧 客に対するソリューション提案など営業活動強化に注力してま いりました。また、市場のニーズに対応すべく、国内グループ 会社との連携を強化し、ASP(Application Service Provider) サービスの需要拡大にも注力してまいりました。

 当期の実績は、前期に比べハードウェアは大型ソリューショ ン物件の受注減少もあって12億92百万円減収(20.6%減)、ソ フトウェアは2億39百万円減収(6.3%減)、メンテ・サプライ は2億24百万円減収(7.0%減)となりました。なお、ソフトウ ェアは減収となりましたが、第4四半期において改正労働基準 法対応に関わる需要が増加し、ソフト本数では前年比増となり ました。分野別には、就業システムは14億13百万円減収(14.4

%減)、入室システムは3億円減収(22.7%減)となりました。  海外の実績は、欧州はホロスマート社が現地通貨ベースでは 増収と堅調に推移したものの、為替換算レートの変動により円 ベースでは減収、北米、アジア地域も減収となり、海外全体で は6億48百万円減収(前期比10.8%減)となりました。  以上の結果、当事業部門の売上高は174億40百万円(前期 比12.1%減)となりました。

19,847

●売上高の推移 20,000 15,000 10,000 5,000

(単位:百万円)

90期06/3 91期07/3

13,909 14,673

92期08/3 93期09/3

16,265

94期10/3

17,440

9.6 環境システム

情報システム

時間管理機器

情報システム

就業・給与・人事・入室・食堂管理システム

クリーンシステム

《事業部門別売上高構成比率》

14.6

48.1

5.5 22.2

42.5 20.8

9.3 21.6 前期 5.8

(単位:%)

環境関連システム事業

システム事業時間情報 24.2

75.8

(6)

営 業 概 況

 当事業部門は、国内では、新車買い替え補助制度などの経済 対策が自動車の販売台数回復の下支えとなる中、自動車利用率 向上が駐車場の稼働率改善に繋がり、先送りとなっていた更新 案件が再開するとともに、駐車場管理会社の不採算物件のスク ラップ&ビルドが進んだことなどにより、新規、更新需要ともに 緩やかな回復が続いております。

 また、駐車場を取巻くビジネス環境は、温室効果ガス排出削 減への取り組みや交通渋滞緩和を目的としたパークアンドライド 駐車場設置への取り組み、カーシェアリングサービスの導入、電 気自動車用充電スタンドの設置拡大など、車社会を反映した新し い取り組みが増加し、益々駐車場利用者のニーズに注目した駐車 場経営が求められるようになってきております。

 当社はこのような市場環境の中、駐車場経営の収益向上、効 率化など顧客目線に立った提案活動の強化や国内グループ会社 との連携によるソリューション提案を強化するなど、更新需要の 掘り起こしに注力してまいりました。

 また、「専用ゲートシステム市場」では、省力化・合理化提案に 加え、安心・安全を目的とした新市場開拓にも注力してまいりました。  当期の実績は、前期に比べ駐車場・駐輪システム機器は、大 型システム物件の受注減少により14億73百万円減収(10.4%減) となりましたが、メンテ・サプライは1億97百万円増収(2.4%増) となりました。

 なお、グループ会社 アマノマネジメントサービス株式会社によ る駐車場管理受託事業の車室数は平成21年3月末に比べ24,400 台増加(16.1%増)いたしました。

 海外の実績は、北米、欧州は景気悪化により減収、アジア地 域は韓国及びマレーシアが2桁伸長し増収となりましたが、海外 全体では15億10百万円減収(前期比11.9%減)となりました。  以上の結果、当事業部門の売上高は377億86百万円(前期比 3.0%減)となりました。

40,061 38,968

94期10/3 9,000

●売上高の推移 45,000

36,000 27,000 18,000

(単位:百万円)

31,032 33,737

90期06/3 91期07/3 92期08/3 93期09/3

37,786

4,000 2,000

●売上高の推移 10,000

8,000 6,000

(単位:百万円)

7,385 7,296 6,628 5,360 4,315

90期06/3 91期07/3 92期08/3 93期09/3 94期10/3

時間管理機器

タイムレコーダー・タイムスタンプ

パーキングシステム

駐車場・駐輪場管理機器・マネジメントサービス

 当事業部門は、国内では新店舗の出店数減少や更新需要の低 迷に加え、低価格機へのシフトなどにより販売台数の減少が続 き、事業環境は厳しい状況が続いております。

 当社はこのような市場環境に対応すべく、低価格で高機能を コンセプトとした新型タイムレコーダーや使いやすさにエコロジ ーをプラスしたPC接続式IC型タイムレコーダーを投入し、更新 需要の喚起、新市場の開拓に注力してまいりました。  当期の実績は、国内は新製品投入が寄与したものの、前期に 比べ輸出を含め5億45百万円減収(14.7%減)となりました。  海外の実績は、北米、欧州、アジアいずれも需要は低調に推 移し、海外全体では6億63百万円減収(前期比30.5%減)とな りました。

 以上の結果、当事業部門の売上高は43億15百万円(前期比 19.5%減)となりました。

時間情報システム事業

PC接続式IC型タイムレコーダー Time P@CK-iC

(7)

TIME & ECOLOGY

 当事業部門は、国内は商業施設関連の新規出店減少やフ ァクトリー市場での設備投資抑制が続く中、清掃コスト抑 制のために外注委託から自家清掃へと転換する動きも見ら れるようになりましたが、事業環境は厳しい状況が続いて おります。

 当社はこのような市場環境の中、清掃コスト削減効果を より具体的な提案活動へと展開させるため、清掃機のデモ ンストレーション活動を全国展開し、需要回復に注力して まいりました。

 当期の実績は、前期に比べ清掃機器はバフィング機の減 少に加え、工場向け洗浄機が設備投資抑制の影響を受け減 少したことにより4億22百万円減収(17.1%減)、メンテ・ サプライは2億2百万円減収(6.3%減)となりました。  海外の実績は、北米は低調が続き減収、欧州・アジア地 域も低調で海外全体では2億93百万円減収(前期比14.9% 減)となりました。

 以上の結果、当事業部門の売上高は75億23百万円(前期 比12.2%減)となりました。

4,000 2,000

●売上高の推移 12,000

10,000 8,000 6,000

(単位:百万円)

10,394 9,889 9,587 8,569 7,523

90期06/3 91期07/3 92期08/3 93期09/3 94期10/3  当事業部門は、国内は製造業の設備投資抑制が続く中、液

晶や半導体など電子機器関連分野においては需要回復が顕著 となり、また設備投資凍結や先送りとなった案件が再開する 動きも見られるようになりましたが、事業環境は依然として厳 しい状況が続いております。

 当社はこのような市場環境の中、環境コンプライアンスに かかわる「安心・安全」対策として「粉塵爆発防止セミナー」 や「省力化・コストダウン」提案活動など既存顧客に対する 直販体制強化による需要回復に注力してまいりました。  当期の実績は、前期に比べ、大型システムは34億49百万円 減収(46.0%減)、汎用機は25億84百万円減収(41.9%減)、 メンテ・サプライは9億64百万円減収(25.5%減)と大幅減 収となりました。

 海外の実績は、アジア地域における日系企業の設備投資抑 制が続き、受注が低調に推移したことにより、海外全体では 4億69百万円減収(前期比40.6%減)となりました。  以上の結果、当事業部門の売上高は115億20百万円(前期 比39.6%減)となりました。

5,000

●売上高の推移 25,000

20,000 15,000 10,000

(単位:百万円)

17,020 20,171

90期06/3 91期07/3 92期08/3 93期09/3

20,807 19,065

94期10/3

11,520

環境関連システム事業

環境システム

汎用集塵機・大型集塵装置・粉粒体空気輸送システム・ 高温有害ガス除去システム・脱臭システム・電解水生成装置

クリーンシステム

清掃機器・ドライケア清掃システム・清掃マネジメントサービス

粉塵爆発防止セミナー 自動床面洗浄機 SE-430e

(8)

営 業 概 況

(注)金額は百万円未満を切捨てて表示しております。

●部門別販売の状況

TIME & ECOLOGY

情報システム 時間管理機器 パーキングシステム 環境システム クリーンシステム 0

40,000 80,000 60,000

20,000 100,000

2009/3

第93期

第93期

2009/3

単独

連結

第94期

2010/3

第94期

2010/3

19,847 5,360 38,968

19,065 8,569 91,812

64,184 13,270 3,703 23,519

18,024 5,667 17,440

4,315 37,786

11,520 7,523 78,586

52,768 11,515 3,157 22,218 10,833 5,043

(単位:百万円)

区   分

2009年(平成21年)第93期 3月期 2010年(平成22年)第94期 3月期 増  減

金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 比 率

(百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)

時間情報システム事業

情 報 シ ス テ ム 連結 19,847 21.6 17,440 22.2 △ 2,407 △ 12.1 単独 13,270 20.7 11,515 21.8 △ 1,754 △ 13.2

時 間 管 理 機 器 連結 5,360 5.8 4,315 5.5 △ 1,044 △ 19.5 単独 3,703 5.8 3,157 6.0 △ 545 △ 14.7

パーキングシステム 連結 38,968 42.5 37,786 48.1 △ 1,182 △ 3.0 単独 23,519 36.6 22,218 42.1 △ 1,300 △ 5.5

小 計 連結 64,177 69.9 59,542 75.8 △ 4,634 △ 7.2 単独 40,492 63.1 36,891 69.9 △ 3,601 △ 8.9

環境関連システム事業

環 境 シ ス テ ム 連結 19,065 20.8 11,520 14.6 △ 7,545 △ 39.6 単独 18,024 28.1 10,833 20.5 △ 7,191 △ 39.9

クリーンシステム 連結 8,569 9.3 7,523 9.6 △ 1,046 △ 12.2 単独 5,667 8.8 5,043 9.6 △ 623 △ 11.0

小 計 連結 27,635 30.1 19,043 24.2 △ 8,591 △ 31.1 単独 23,692 36.9 15,877 30.1 △ 7,815 △ 33.0

合 計 連結 91,812 100.0 78,586 100.0 △ 13,225 △ 14.4 単独 64,184 100.0 52,768 100.0 △11,416 △ 17.8 内 輸出売上高 単独 2,583 4.0 1,591 3.0 △ 991 △ 38.4

(9)

主 要 指 標 の 推 移

(単位:百万円)

(※)第91期より連結は少数株主持分を含めています。

●連結決算

●単独決算

(単位:百万円)

TIME & ECOLOGY

売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 1株当たり当期純利益

潜在株式調整後 1株当たり当期純利益

配当性向 総資産 純資産

(

平成17年4月1日から

第90期

平成18年3月31日まで

)

(

平成18年4月1日から

第91期

平成19年3月31日まで

)

(

平成19年4月1日から

第92期

平成20年3月31日まで

)

(

平成20年4月1日から

第93期

平成21年3月31日まで

)

(

平成21年4月1日から

第94期

平成22年3月31日まで

)

63,619 68,187 70,902 64,184 52,768

8,211 8,431 7,725 3,727 1,339

8,457 8,563 8,363 4,305 1,940

5,246 5,003 4,848 2,132 882

64円92銭 62円36銭 60円33銭 27円10銭 11円53銭

64円80銭 62円31銭 60円32銭 − −

39.7% 48.1% 56.4% 109.9% 225.6%

101,621 105,807 107,226 99,129 96,784

78,973 81,788 83,586 79,630 78,706

(

平成17年4月1日から

第90期

平成18年3月31日まで

)

(

平成18年4月1日から

第91期

平成19年3月31日まで

)

(

平成19年4月1日から

第92期

平成20年3月31日まで

)

(

平成20年4月1日から

第93期

平成21年3月31日まで

)

(

平成21年4月1日から

第94期

平成22年3月31日まで

)

79,743 85,769 93,351 91,812 78,586

9,537 10,143 10,011 5,371 1,927

9,581 10,205 10,534 5,293 2,436

5,915 5,961 6,104 2,214 1,010

72円89銭 74円29銭 75円96銭 28円14銭 13円20銭

72円76銭 74円24銭 75円94銭 − −

35.2% 40.4% 44.8% 105.9% 197.0%

105,262 111,487 116,950 102,192 100,687

78,732 83,620 86,307 75,394 74,967

売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 1株当たり当期純利益

潜在株式調整後 1株当たり当期純利益

配当性向 総資産 純資産(※)

(10)

T O P I

時間情報システム・時間管理機器事業

事 業 別 活 動 報 告

■ICカード版タイムレコーダーパッケージ

『TimeP@CK-iC』

“エコ”をプラスした新しい勤怠管理

PC接続式タイムレコーダーパッケージ『TimeP@CK』は、 勤怠データをパソコンに取り込み、編集・集計業務を効 率的に行い、市販の各種給与計算ソフトに連携し簡単に 処理できるツールとして、好評をいただいております。 今回、この『TimeP@CK』シリーズに、タイムカードの 代わりにICカードを使用した新製品『TimeP@CK-iC』 が加わりました。

簡便な使い勝手の良さは、これまでの『TimeP@CK』と 同様ですが、『TimeP@CK-iC』で使用するICカード(社 員証にもなります)に、タイムレコーダー業界では初の カーボンオフセット(CO2排出削減クレジット)を付加 いたしました。毎日の出退勤で使用するICカード一枚一 枚に2kg-CO2 のカーボンオフセット権利をつけて、

『TimeP@CK-iC』使用により排出されるエネルギーCO2

換算の排出の一部を、ご利用いただくお客様に代わって アマノが相殺(オフセット)するものです。ICカードは 使用者にも“エコ”を意識することのできるデザインを 採用しました。このようなカーボンオフセットを付加す る商品やサービスは、最近徐々に増えて来ています。

■「所有」から「利用」へ

クラウドコンピューティング対応

『CYBER XEED 就業 / 人事 / 給与』

今話題の“クラウドコンピューティング・サービス”とは、 専用ソフトやネットワーク・サーバーを所有しなくても、 Webブラウザからインターネット上のサーバーを利用し た様々なアプリケーションソフトが利用できるコンピュ ータ処理サービスです。アマノでは、勤怠管理や給与計 算の処理業務を、インターネットを介して手軽に導入で きるクラウドコンピューティング・サービス『CYBER XEED』を提供しています。業務をアウトソ−シングす る場合 ①顧客満足度の向上(Customers Satisfaction)② 問題解決型の提案(Consulting Solution)そして ③継続 サービス(Continuous Service)の3つの“CS”が採用 の決め手となりますが『CYBER XEED』は、「就業管理・ 人事情報・給与計算」アプリケーションのデータベース 一元管理により、クラウド時代に対応した利用の最適化、 サービスの高品質化を提供しています。

5月12日から3日間、クラウド・コンピューティングに 関する業界待望の専門展『第1回クラウドコンピューテ ィングEXPO』が東京ビッグサイトで開催され、グルー プ会社アマノビジネスソリューションズ株式会社が

『CYBER XEED』を出展し、多くのお客様から高い評価 をいただきました。

カーボンオフセット付『TimeP@CK-iC』

『CYBER XEED 就業 / 人事 / 給与』

(11)

I C S

ト ピ ッ ク ス

パーキングシステム事業

特定車両ゲートシステム

■キーワードは“特定車両管理”

 専用ゲートシステム市場で需要拡大

今、駐車場管理システムは一般駐車場だけでなく、“特定 車両”の管理を対象としたゲートシステムの導入が進み、 専用ゲートシステム市場の需要が拡大しています。 例えば、大学構内では“職員・学生車両”の管理に利用さ れています。病院駐車場では一般外来者駐車場と区別した 医師・職員専用駐車場確保のため“特定登録車両”の管 理に利用されています。駅前では“登録タクシーの車両管 理”に、また、高速道路料金所における職員の“安全確保” の手段として専用ゲートシステムが採用されています。 さらに、事業場や研究所などの入門の際の“運行車両のチ ェック”やセキュリティ管理目的にも利用されています。 このように、専用ゲートシステムは、「省力化」「合理化」 を目的に、入場車両の制限・管理用途だけでなく、安全対 策用途やセキュリティ確保の手段として需要に広がりを見 せてきています。

■フラップ式駐車場 駐車券発行・精算システム

 フラップ式精算機と駐車券発行機が連動

フラップ式精算機と駐車券発行機が連動した新フラップ 式精算システムが、神奈川県内の市役所に今年2月に導 入されました。一般的に狭いスペースを駐車場として有 効活用したい場合、ゲートのない比較的簡便なフラップ 式が採用されます。フラップ式は、入庫時に車両が所定 位置に駐車するとフラップ板が自動的に上がり、出庫時 には精算機で駐車位置番号を入力して料金精算を完了す るとフラップ板が解除される駐車方式です。

市役所などへの来庁者が専用駐車場利用の際に発券され る駐車券を、各課の窓口に提示して利用サービス(割引 処理)を受けます。従来のフラップ式駐車場では駐車券 が発行されないため、このような割引サービスを受ける ことはできませんが、新フラップ精算システムを採用す ることで、一般ゲート駐車場とフラップ式駐車場の併用 が可能となり、フラップ式駐車場利用者も駐車券割引サ ービスを受けることが出来るようになりました。また、 車室番号を付加した駐車券を発行させることで、精算時 の車室番号誤入力による間違いを防ぐことができます。

フラップ式精算機 FT-4800 フラップ用発行機 GT-2750

(12)

事 業 別 活 動 報 告

環境システム事業 クリーンシステム事業

T O P I

■環境事業、アジア地域で拡大する

 汎用集塵装置のニーズに対応

アマノは、これまでも環境商品のアジア地域各国(マレ ーシア、シンガポール、インドネシア、タイ、韓国、中 国)で需要獲得に向けて、海外現地法人を設立し、市場 を拡大してきました。特に中国では、日系企業の現地生 産拡大に歩調を合わせて工作機械の需要が増加し、これ に伴い現地工場に汎用集塵機を設置する需要も拡大して きています。このため、中国市場の需要獲得に向けては、

① 現地への情報提供と新規顧客開拓・販売ルート開拓 のための専門組織を設置し、② 現地法人を拠点とした 販売・エンジニアリング・サービス体制をさらに充実強 化しています。

■食品工業・製薬工業向け小型粉粒体空気輸送装置

『FPVシリーズ』とテストプラント

豆類・小麦粉等の食材や薬品原料の輸送は、一般粉体・ 粒体よりも衛生的・技術的配慮が必要です。アマノ小型 粉粒体空気輸送装置『FPVシリーズ』は、粉・粒状の食 品・薬品原材料を、空気の力で輸送中に停留させること なく衛生的に輸送する装置です。装置本体は、工具不要 で簡単に分解でき、衛生的に水洗い清掃ができます。 細江事業所内の最新設備『粉粒体空気輸送テストプラン ト』では、一般粉粒体だけでなく、食品・薬品など異物 混入を嫌う粉粒体向けのサニタリーラインのテスト輸送 が増えています。これまで自動車、電気・機械、化学な ど数多くの事業場に環境商品を納入してきたノウハウを ベースに、食品・製薬分野への販路拡大を積極的に推進 いたします。

■スイーパー機能付自動床面洗浄機で市場拡大

持ち運び可能な軽量・コンパクト機から、大型商業施 設・工場・倉庫や空港・駅等公共施設など広い敷地の床 洗浄を対象とした搭乗式機種まで各種自動床面洗浄機

(クリーンバーニー)を幅広くユーザーに提供し高い評 価をいただいています。

総合ショッピングモールや地域大手スーパー、ホームセ ンター等の商業店舗床(Pタイル・セラミック床・石材 床)、工場などの硬質床(コンクリート塗り床)では、 これまで洗浄前にダスタークロスで床面に落ちている毛 髪・糸屑・綿ホコリ・ピンなどの塵埃を取り除き、その 後で洗浄作業を行うという2工程を必要としていまし た。

今年2月発売のスイーパー搭載モデル『SE-430eSW』 は、床洗浄前のゴミ取り作業を床洗浄と同時にできるよ うにした専用ブラシ付自動床面洗浄機です。除塵と床面 洗浄を1台の機械で同時に行うことにより、清掃工数削 減・コストダウンに大きな効果を生む新しい自動床面洗 浄機として、販売増が期待されます。

スイーパー機能付自動床面洗浄機 SE-430eSW

小型粉粒体搬送装置 FPVシリーズ

サニタリー用搬送テストライン

(13)

ト ピ ッ ク ス

国内グループ企業TOPICS 海外市場TOPICS

I C S

AMSお客様さぽーとセンター ATS社ホームページ(トップページ)

■豊富なノウハウで成長が続く

『アマノ駐車場管理・経営受託サービス』

アマノマネジメントサービス株式会社

アマノグループ会社「アマノマネジメントサービス株式 会社」(以下、AMS)が運営する『駐車場管理受託』『駐 車場経営受託』がサービス開始以来順調に実績を伸ばし ています。

駐車場経営においては“運営の効率化”“収益の改善”が キーワードとなります。アマノはAMSとのさらなる連携 強化により、駐車場経営トータルソリューション(『駐車 場管理受託サービス』『駐車場経営受託サービス』)をお 客様にご提供。お客様駐車場の運営・管理状況に応じた 最適なサービスを実施し、駐車場管理コストの削減など お客様のニーズに合致したアドバイスを行っています。 また、自治体駐車場の民間委託促進策として実施されて いる“PFI事業”や“指定管理者制度”等への取組みを強 化させることにより、今後もさらに駐車場の『管理受託 サービス』『経営受託サービス』の契約件数の拡大が期待 できます。

■Accu-Time Systems, Inc.社を買収、

 米国の情報システム事業販路拡大へ

2010年2月、米国・コネチカット州に本拠を置くAccu- Time Systems, Inc.(以下「ATS社」)を買収いたしました。 ATS社は、米国における時間情報及び就業管理に関わる ターミナル機器製造・販売のリーディング・カンパニー であり、欧州にも販売拠点を持って事業展開しています。 ATS社は、その良質な顧客基盤とともに、革新的で的確 なソリューションを提供する会社として、高い評価を得 ています。アマノは、このATS社が持つ多様な時間情報 及び就業管理機器製品と、良質な顧客基盤をそのまま引 き継ぎ、アマノが持つ就業管理・人事情報管理システム の販売チャネルとの相乗効果によって、米国における時 間管理・就業情報事業拡大に向けて、一層のスピートア ップとプレゼンス向上が期待されます。

■ Accu-Time Systems, Inc. ホームページ    http://www.accu-time.com

(14)

連結貸借対照表

資産の部 負債の部

(単位:百万円)

連 結 財 務 諸 表

第 93 期

(平成21年3月31日現在)

第 94 期

(平成22年3月31日現在)

流動資産 52,639 54,735

現金及び預金 18,719 23,675 受取手形及び売掛金 23,651 21,134

有価証券 1,191 1,226

商品及び製品 2,987 2,883

仕掛品 539 685

原材料及び貯蔵品 2,957 2,448

繰延税金資産 1,313 1,105

その他 1,477 1,790

貸倒引当金 △ 199 △ 214

固定資産 49,552 45,951

有形固定資産 22,847 22,956 建物及び構築物 10,975 11,921 機械装置及び運搬具 1,543 1,300 工具、器具及び備品 1,192 1,105

土地 7,156 7,161

リース資産 720 1,384

建設仮勘定 1,257 83

無形固定資産 13,536 11,901

のれん 7,401 6,776

ソフトウエア 4,357 4,174

ソフトウエア仮勘定 1,145 278

その他 631 671

投資その他の資産 13,169 11,093

投資有価証券 4,524 4,514

長期貸付金 21 19

破産更生債権等 464 530

差入保証金 1,098 1,093

繰延税金資産 2,598 2,333

長期預金 2,114 533

その他 2,802 2,542

貸倒引当金 △ 455 △ 473

資産合計 102,192 100,687

(注)1.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 2.有形固定資産の減価償却累計額

第 93 期

(平成21年3月31日現在)

第 94 期

(平成22年3月31日現在)

流動負債 20,183 19,423

支払手形及び買掛金 8,959 9,008

短期借入金 43 19

リース債務 173 476

未払法人税等 688 679

賞与引当金 1,667 1,639

役員賞与引当金 5 8

その他 8,645 7,592

固定負債 6,613 6,296

長期借入金 ─ 25

長期未払金 932 541

リース債務 719 1,231

繰延税金負債 394 362

退職給付引当金 4,207 3,883

その他 359 252

負債合計 26,797 25,719

純資産の部

株主資本 81,136 79,985

資本金 18,239 18,239

資本剰余金 19,567 19,567 利益剰余金 47,044 45,895 自己株式 △ 3,715 △ 3,717 評価・換算差額等 △ 6,673 △ 6,083 その他有価証券評価差額金 △ 303 △ 117 為替換算調整勘定 △ 6,370 △ 5,966

少数株主持分 932 1,066

純資産合計 75,394 74,967 負債純資産合計 102,192 100,687

前連結会計年度

(平成21年3月31日現在) 31,719百万円

当連結会計年度

(平成22年3月31日現在) 33,444百万円

(15)

連結損益計算書

(単位:百万円)

連結キャッシュ・フロー

計算書の要旨

(単位:百万円)

TIME & ECOLOGY

第 93 期

平成20年4月1日から 平成21年3月31日まで

第 94 期

平成21年4月1日から 平成22年3月31日まで

売上高 91,812 78,586

売上原価 51,616 44,654

売上総利益 40,195 33,931

販売費及び一般管理費 34,823 32,004

営業利益 5,371 1,927

営業外収益 776 657

受取利息及び受取配当金 310 142

為替差益 ─ 53

その他 466 461

営業外費用 854 148

支払利息 37 30

為替差損 655 ─

その他 161 117

経常利益 5,293 2,436

特別利益 309 17

固定資産売却益 13 4

投資有価証券売却益 12 0

退職給付制度終了益 281 ─

その他 1 13

特別損失 880 88

固定資産除却損 131 24

投資有価証券評価損 576 56

投資有価証券売却損 44 ─

関係会社出資金評価損 10 ─

ゴルフ会員権評価損 11 ─

特別退職金 45 ─

損害賠償損失 36 ─

その他 24 7

税金等調整前当期純利益 4,722 2,365 法人税、住民税及び事業税 2,263 938

法人税等調整額  77  249

少数株主利益 167 167

当期純利益 2,214 1,010

(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

第 93 期

平成20年4月1日から 平成21年3月31日まで

第 94 期

平成21年4月1日から 平成22年3月31日まで

営業活動による

キャッシュ・フロー 6,232 9,064 投資活動による

キャッシュ・フロー △ 2,453 △ 2,412 財務活動による

キャッシュ・フロー △ 5,692 △ 2,382 現金及び現金同等物に

係る換算差額 1,423 △ 156

現金及び現金同等物の

増減額(△は減少) 490 4,113 現金及び現金同等物の

期首残高 17,192 16,708

新規連結に伴う現金及び現金同等物の

増加額 110

連結子会社と非連結子会社との合併に

よる現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 6 現金及び現金同等物の

期末残高 16,708 20,932

(注)1.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

2. 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

前連結会計年度(平成20年4月1日から

平成21年3月31日まで) 当連結会計年度(平成21年4月1日から 平成22年3月31日まで)

現金及び預金勘定 18,719 百万円 預入期間が3ヶ月を超える定期預金 △2,011 現金及び現金同等物 16,708 営業の譲受けにより増加した資産及び負債の内訳

流動資産 21 百万円

固定資産 275

資産合計 296

流動負債 14

現金及び預金勘定 23,675 百万円 預入期間が3ヶ月を超える定期預金 △2,742 現金及び現金同等物 20,932

─────

(16)

連 結 財 務 諸 表 TIME & ECOLOGY

連結株主資本等変動計算書

(単位:百万円)

当連結会計年度(平成21年4月1日から平成22年3月31日まで)

株 主 資 本 評価・換算差額等

少数株主持分 純資産合計 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 評価・換算差額等合計

平成21年3月31日残高 18,239 19,567 47,044 △ 3,715 81,136 △ 303 △ 6,370 △ 6,673 932 75,394 連結会計年度中の変動額

剰余金の配当 △ 1,991 △ 1,991 △ 1,991

当期純利益 1,010 1,010 1,010

自己株式の取得 △ 1 △ 1 △ 1

連結範囲の変動 △ 168 △ 168 △ 168

株主資本以外の項目の 連結会計年度中の

変動額(純額) 185 403 589 134 724

連結会計年度中の変動額合計 ─ ─ △ 1,149 △ 1 △ 1,151 185 403 589 134 △ 427 平成22年3月31日残高 18,239 19,567 45,895 △ 3,717 79,985 △ 117 △ 5,966 △ 6,083 1,066 74,967

(注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

(17)

1. 連結の範囲に関する事項

(イ)連結子会社の数 28社

主要な連結子会社名 アマノUSA ホールディングス Inc. アマノ シンシナティ Inc.

アマノ パイオニア エクリプス Corp. アマノ マクギャン Inc.

アマノ インテグレーテッド システムズ Inc. アマノ ヨーロッパ ホールディングス N.V. アマノ ヨーロッパ N. V.

ホロスマート S. A.

アマノ マレーシア SDN. BHD. アマノ クリーンテック (M) SDN. BHD. アマノ タイム&エアー シンガポール PTE. LTD. 安満能国際貿易(上海)有限公司

アマノ コーリア Corp.

㈱環境衛生研究所

アマノマネジメントサービス㈱ アマノメンテナンスエンジニアリング㈱ アマノビジネスソリューションズ㈱ アマノ武蔵電機㈱ 他

(ロ)非連結子会社の名称等 安満能軟件工程(上海)有限公司 アマノ・エコ・テクノロジー㈱ エー・エス・イー R&D ヨーロッパ N. V. アマノシステムズ九州㈱

アマノタイムビジネス㈱ アットパークコリア Co., Ltd.

タイム スタンプ ソリューション Co., Ltd. アマノ パーキング ヨーロッパ N. V. アマノ UK Ltd.

Accu-Time System, Inc. 以上10社

(連結の範囲から除いた理由)

 非連結子会社は、いずれも小規模であり、合計の総資産、売上高、 当期純損益及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財 務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。

2. 持分法の適用に関する事項

 (イ)持分法を適用した非連結子会社及び関連会社の数……1社 持分法を適用した関連会社の名称

 パーキンシス テクノロジー Co.,Ltd.

 (ロ)持分法非適用関連会社の名称……上海奇安機電設備有限公司

 (ハ)持分法を適用していない非連結子会社(10社)及び関連会社(1 社)については、いずれも当期純損益及び利益剰余金等に及ぼす 影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法 の適用から除外しております。

3. 連結子会社の事業年度等に関する事項

 海外子会社の決算日は、12月31日であります。また、連結財務諸表の 作成にあたっては、同日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に 生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。 4. 会計処理基準に関する事項

(イ)重要な資産の評価基準及び評価方法

①有価証券

満期保有目的の債券 ……… 償却原価法(定額法) その他有価証券 時価のあるもの …… 連結決算期末日の市場価格等

に基づく時価法(評価差額は、 全部純資産直入法により処理 し、売却原価は、移動平均法に より算定)

    〃    時価のないもの ……移動平均法による原価法

②デリバティブ………時価法

③たな卸資産……… 主として総平均法による原価法

(貸借対照表価額は収益性の低 下に基づく簿価切下げの方法に より算定)

(ロ)重要な減価償却資産の減価償却の方法

①有形固定資産(リース資産を除く)

 定率法(ただし、平成10年4月1日以降取得した建物(建物附属設 備を除く)については定額法)によっております。

 なお、主な耐用年数は次のとおりであります。  建物及び構築物 7年~50年  機械装置及び運搬具 7年~17年

②無形固定資産(リース資産を除く)  定額法によっております。

 なお、当社の市場販売目的のソフトウェアについては、見込販売 可能期間(3年)に基づく定額法、当社及び国内連結子会社の自社 利用目的のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5 年)に基づく定額法によっております。

③リース資産

 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産  リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法によっ ております。

(ハ)重要な引当金の計上基準

①貸倒引当金

 売掛金、貸付金等の債権の貸倒損失に備えるため、一般債権につ いては貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個 別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

②賞与引当金

 従業員の賞与の支出に備えるため、支給見込額に基づき、当連結 会計年度負担額を計上しております。

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 TIME & ECOLOGY

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

(18)

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 TIME & ECOLOGY

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

会計方針の変更

①工事契約に関する会計基準の適用

 当連結会計年度より、「工事契約に関する会計基準」(企業会計基 準第15号 平成19年12月27日)及び「工事契約に関する会計基準の 適用指針」(企業会計基準適用指針第18号 平成19年12月27日)を 適用し、当連結会計年度に着手した工事契約から、当連結会計年度 末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事について は工事進行基準(工事の進捗率の見積りは原価比例法)を、その他 の工事については工事完成基準を適用しております。

 なお、この変更による損益へ与える影響は軽微であります。

②在外子会社等の財務諸表項目の換算方法

 在外子会社等の収益及び費用は、従来、在外子会社等の決算日の 為替相場により換算しておりましたが、当連結会計年度より期中平 均相場による換算に変更しております。この変更は、在外子会社等 の重要性が増したことに伴い、連結会計年度を通じて発生する収益 及び費用の各項目についてより実態に即した換算を行うために行っ たものであります。

 この結果、従来の方法によった場合に比べて、当連結会計年度の 売上高は302百万円、売上総利益は144百万円それぞれ減少、営業利 益は3百万円増加、経常利益は0百万円、税金等調整前当期純利益 は0百万円それぞれ減少いたしました。

③退職給付に係る会計基準の一部改正の適用

 当連結会計年度より、「「退職給付に係る会計基準」の一部改正(そ の3)」(企業会計基準第19号 平成20年7月31日)を適用しており ます。

 なお、この変更による損益へ与える影響はありません。

③役員賞与引当金

 役員の賞与の支出に備えるため、当連結会計年度における支給見 込額に基づき計上しております。

④退職給付引当金

 従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職 給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。  過去勤務債務については、各連結会計年度の発生時における従業 員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法によ り按分した額を費用処理しております。

 数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における 従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法 により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理し ております。

(ニ)重要な収益及び費用の計上基準

当連結会計年度に着手した工事契約から当連結会計年度末までの進 捗部分についての成果の確実性が認められる工事については工事進行 基準(工事の進捗率の見積りは原価比例法)を、その他の工事につい ては工事完成基準を適用しております。

(ホ)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準

 外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換 算し、換算差額は損益として処理しております。

 なお、在外連結子会社の資産又は負債は、決算日の直物為替相場に より円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により換算し、換算 差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び少数株主持分に含め ております。

(ヘ)その他連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項  消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。 5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項

 連結子会社の資産及び負債の評価方法は、部分時価評価法によってお ります。

6. のれん及び負ののれんの償却に関する事項

 のれんについては、投資の効果が及ぶ期間で均等償却しております。 なお、のれん及び負ののれんの金額が僅少である場合は、発生会計年度 において全額償却しております。

7. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲  手許現金、要求払預金及び取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する 流動性の高い、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少 なリスクしか負わない短期的な投資からなります。

参照

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